イギリスアンティークフォークのリメイクシルバーバングルの制作
イギリスアンティークフォークのリメイクシルバーバングル_0642を追加しました
http://tsukino-hana.net/196_642.html
イギリスのアンティークフォークからリメイクされたメンズサイズのバングル。
ロココスタイルのデザインは、カトラリーでは人気のあるパターンのひとつ。
エッジ部分のスクロールレリーフが目を引くかっこいいデザインです。
先端部分の加工は話のネタにもなりますね。
厚みもしっかりあるのでメンズらしい雰囲気です。
ビクトリア女王と思われる刻印はDuty(徴税)の印で、左向きのビクトリア女王の横顔は1837~1901年に使われました。
最大幅:約20mm(両端部分)
最小幅:約5mm(中央付近)
厚さ:中央部分約2.5mm
刻印:デュティー・マーク(ビクトリアン)、PAT STERLING
イギリス製
銀は熱したあと急冷することで柔らかくなり加工しやすくなるという性質があります。
なまし処理。
柔らかくなるとはいえ、叩いたり曲げ伸ばしといった負荷がかかると再び硬化していきます。
なまし処理→成形→なまし処理→成形・・・
なまし処理→成形→なまし処理→成形・・・
折りたたんだこの部分は人力ではきれいにつぶせないのでローラーという機械を使ってプレス。
なまし処理→成形→なまし処理→成形・・・
バングルになりました。
加熱するとアンティーク独特のいぶしも飛んでしまうので燻し液で人工的にアンティークの風合いを作っています。
磨かずに使い続けてオリジナルの風合いに育てるのも楽しみ方の一つです。
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